7月4日（土）に第25回ICLSコースを開催しました！

ICLS（Immediate Cardiac Life Support）コースとは・・・
医療従事者のための蘇生トレーニングコースです。
緊急性の高い病態のうち、特に「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を習得することを目標としています。

今回は「1年目研修医が救急科をローテートする前に、必要な知識を身に付けよう！」ということで、
7月に開催いたしました。
1年目研修医の他、2年目研修医や複数の医療従事者が参加していました。
いざというときに自信をもって蘇生が行えるよう、皆さん真剣に受講していました。

～コースの行動目標のご紹介～
・蘇生を始める必要性を判断でき、行動に移すことができる
・BLS（一時救命処置）に習熟する
・AED（自動体外式除細動器）を安全に操作できる
・心停止時の4つの心電図波形を評価・判断できる
・電気ショックの適応を判断できる
・電気ショックを安全かつ確実に行うことができる
・状況と自分の技能に応じた気道管理法選択し実施できる
・気道が確実に確保できているかどうかを判断できる
・状況に応じて適切な薬剤を適切な方法で投与できる
・治療可能な心停止の原因を知り、原因検索を行動に移すことができる

参加者の皆様、お疲れさまでした。
開催いただいたスタッフ・関係者の皆様、誠にありがとうございました。

参考：改訂第４版日本救急医学会ICLSコースガイドブック
日本救急医学会ICLSコース企画運営委員会ICLSコース教材開発ワーキング／編，小倉真治／監，山畑佳篤／著