研修医からのメッセージ

研修医からのメッセージ

研修医

前野 佑太 先生  にインタビュー!

研修病院はどのような視点で選びましたか―――

私は東毛地区出身なので、群馬県内の東毛地区の病院にしようと考えていました。あまり研修医が多くなく、1人ひとり手厚く面倒を見てくれそうな病院を選択肢に挙げ、東毛地区にある病院ということで、館林厚生病院を選ばせていただきました。

目指している診療科を教えて下さい―――

 目指している科は泌尿器科です。理由は、学生時代の病院実習で回った時に、診療科、医局の雰囲気が良かったというのが1番大きな理由です。
 あとは部活の先輩がいて、「最近うちの部入っていないから来いよ!」、「最近学生が少なめで、今なら良く教えられるよ!」ということで誘ってもらったのも大きいですね。
 もうひとつは、研修病院を選ぶのと一緒の理由で、自分の性格上、人がたくさんいるところよりも、なるべく自分の居場所がある診療科に進もうというのがありました。

部活動のつながりは現在でも続いているのですか―――

 医学部医学科、特に医師の世界だと運動部のつながりがとても強固で、科をまたいでも相談しやすい雰囲気があります。OB会も年に2~3回あって、あまり中堅の先生はお忙しくて来られないのですが、それより年上の先生は来られる方が多いですし、部活の活動資金をOBの方から出していただいているというのもありまして(笑)。
 また、同じ大学でなくても野球をやっていたとか同じスポーツをやっていたという話でコミュニケーションを取りやすいので、声をかけてもらえるというのは大きいですね。
 部活で言えば館林厚生病院の野球部にも所属していて、毎週練習や試合を行っています。館林厚生病院は運動部が盛んで、医師だけでなく事務やコメディカルの職員とも親睦を深められるのは病院の魅力のひとつだと思います。

将来どのような医師になりたいですか―――

 一般泌尿器科疾患を広く診療できるようになりたいです。また、泌尿器科の中でも生殖医療系に興味がありまして、産婦人科等と連携したリプロダクションとか、不妊治療系とか、そういった子供ができない夫婦の力にもなれたらいいなと思います。
 産婦人科もちょっと興味があるのですが、実は、産婦人科の実習の時に回ったのがたまたまリプロでした。大学では産婦人科がやっていましたが、いろいろ調べてみると泌尿器と連携してやっているところもあったので、少しニッチな分野ではありますが、私は男性不妊治療の方からもアプローチしていきたいなと思いました。

研修医の業務内容について教えて下さい―――

 現在は外科で研修をしています。外科は研修担当の先生がマンツーマンで指導してくれ、その先生の受け持ち患者さんを一緒に診る形となっています。時期によって増減しますが、平均7~8人くらいです。朝は8時くらいに来るようにしています。8時半くらいまでに一通り受け持ち患者さんのところに顔を出して、夜の様子を聞きます。8時半から、夜の当直帯になにかなかったかというミニカンファが始まるので、その話を聞き、9時から、全体回診といって、これは受け持ち患者さん関係なく、4階外科病棟を一通り看護師さんと手の空いている医師で回るので、それに参加するというかたちになっています。そのあと、月、水、金であれば検査や内視鏡を見学し、火、木であれば手術をします。
 月、水、金は内視鏡の見学ですが、最近は実技についても徐々にやらせてもらえるようになってきました。胃瘻造設したり、CVポートを作ったり、そういうようなことの助手をやっています。外科の最初の1~2週間は見学メインだったのですが、だんだんちょっとずつ手伝ってと言われるようになってきました。
 火、木が定期手術日になっていて、この日はがっつりオペをする感じです。朝の9時30分くらいから一件目の手術を行います。終わり次第、2件目があれば入ります。基本的第2助手やカメラ係ですが、ヘルニア手術などでは指導医と二人でオペに入ることも多いです。
 お昼は検査日であれば、12時に食事をして、手術日は、手術が終わり次第の食事になります。午後も検査があれば検査、手術があれば手術をします。夕方は、夕方の回診(これは全体回診ではなく、受け持ち患者さんの回診)があります。
 翌日に手術がある場合は、指導医に手術の説明をしていただき、なければ大体終わりになるので、日によってまちまちですが、基本的に6時くらいには一旦終わりというかたちになります。患者さんのICがどうしても夕方以降でないと難しい等、何かあればまた入ります。
 ICは手術説明や癌の今後の治療方針の説明なので、研修医が何か決めるということはないのですが、患者さんへの説明の仕方など、勉強になる部分も多いので、可能な限り同席させていただいています。

当院で研修をしていてやりがいを感じたことはありますか―――

 内科の時は、一応上級医の先生が見てくれているのですけれども、治療方針の選択、どの薬を使うか、薬を切り替えるか、検査の選択なども含めて、「最初にどうするか考えてみて。」と言っていただき、最初の治療方針、第一選択権を与えてくれる ので、そこにはやりがいを感じました。
 また、呼吸器外科研修中に、第一助手をやらせてもらったこと、あとは呼吸器外科研修が終わって外科研修に移った後に、外科に行っているにも関わらず、呼吸器外科の先生から声が掛かって、「オペの助手をやってくれ。」と声がかかったときは嬉しかったです。頼られると頑張らなきゃなという気持ちになります。
 また、私を研修医だと気付いた患者さんがいまして、その方が最後退院する時、これから研修がんばってくださいと言っていただいたことが嬉しく、勇気づけられました。

職場の雰囲気について教えて下さい―――

 皆さん良くして下さっています。自分で言うのもあれですが、研修医って足でまといになりますし、わからないことが多いです。それなのに、皆さん一から丁寧に教えて下さって本当にありがたいと思っています。
 現在研修をしている外科系は、とても雰囲気が良いです。外科系はチームでやらないとできないことが多く、人との仲を大切にしているように思います。
 また、病院全体の新入職者歓迎会の後に、外科の先生から、二次会に一緒に行こうということで研修医全員を誘って下さいました。その後も、仕事が終わった後ですとか休日に飲みに行かないかと声を掛けてくれて、とても親しみやすい職場環境だと感じています。
 医局全体で行った飲み会もありました。研修医全体の歓迎会を先生皆さんで祝って下さって、先生方にとっても、全員で集まって飲む機会がなかなかないと思うので、先生方も楽しそうでした。あの時は内科しか回っていなかったので、内科の先生しかわからなかったのですが、他にもこういう先生がいるのだということがわかって良かったです。

これから入ってくる学生さんへメッセージをお願いします―――

 まず、一番大きいのは病院が新しくなって、働く職員も明るい雰囲気があります。
規模が中規模の市中病院なので、基本的に研修医を皆さんが知ってくれています。おそらく病院の中で知らない人はいないという立場になっていると思うので、医師に限らず、医療従事者、事務職を含めて、全員から顔を覚えてもらっているというのは嬉しいです。なので、様々な場面で質問しやすく、医師に限らず多職種の方からいろいろ教えてもらえます。例えば、7月の終わりに透析キットの組立ての練習を体験させてもらったことがあったのですけれども、その時はMEさんから毎朝1週間みっちりと教えていただきました。薬のことについては、各病棟にいる薬剤師さんに、「どっちの薬を使う方が良いですか。」とぱっと聞けるので非常に良いと思います。
 また、病院から適度な距離のところに、病院と契約している非常にきれいなマンションがありまして、これも決めた理由のひとつです。国家試験の発表が3月なので、そこからマンションを探してというと大変なので、光熱水費も込みで割安ですし、ぱっと入れたのが良かったです。
 後輩に言いたいことは、館林は群馬県から見れば東の果てですが、関東という規模で見れば、東京にも近くて良い立地だと思います。オフの日もすぐ東京に行けて遊べます。
 給料は他の病院に比べて高いと思います。当直手当や超過勤務が本給とは別につきます。
 救急については、救急医がいなく、三次救急病院でもないので、正直そこまで期待していなかったのですが、実際にやってみて思ったことは、二次救急が一番勉強になるのではないかということです。広く適度なレベルで、研修医であっても上級の先生が見ていて下さる中で、診察、治療という流れを自分1人で行える症例が数多く体験できるというのは、二次救急の特徴だと思います。
 外科系の当直では、外科系全部の診療科を診るため、各科のプロフェッショナルから直接指導を受けられ、とても勉強になります。研修が終わってしまったら他科の先生の診療をきっちり見ることができなくなってしまうので、研修中に当直でいろいろな科の先生から指導していただけるのは良いと思います。

 

●1週間のスケジュール●

研修医

安塚 孝治 先生 にインタビュー!

研修病院はどのような視点で選びましたか―――

 私は研修先を決めるにあたり10の病院をのべ64日間見学し、合計7回の当直をさせていただきました。学外実習による訪問を除けば、9施設24日間、当直3回です。「自分が1年後に何をしているのかを知りたい。」そう思いながら見学を重ねるうちに、研修先に自分が求めている条件が次第に明確になっていきました。
 そのうえで研修先選びにおいて何を重視するかは人それぞれだと考えます。例えば、倍率の高さ、知り合いの多さ、病院の規模、診療科の数、建物の築年数、同期の人数、練習機材の充実度、救急症例数、受け持ち患者数、屋根瓦方式の指導体制、夜間休日の対応が当直医制なのか担当医制なのか、当直明けの勤務の有無、コメディカルスタッフの雰囲気、飲み会の頻度など、まさに十人十色です。
 その中で私が特に重きを置いたことは、「多くの手技を経験できること」、「 将来自分が専攻したいと考えている診療科が充実していること」の2つでした。これらの条件により候補として複数の市中病院が挙がり、「お世話になった先生方の人柄」、「実家から近いという立地条件」を加えることでさらに絞り込まれ、館林厚生病院を選ばせていただきました。

これから研修先を探す学生に伝えておきたいことは―――

 一般に救急症例数の多い病院が初期研修先として人気が高い傾向にありますが、実際に研修を始めてみて少し印象が変わりました。救急症例数の多さは、救急専門医になる人を除いては、あまり重要ではないように思います。それよりは、将来自分が専門としたい科の先生方のお人柄や、経験させていただける手技の幅、技の習得に没頭できる環境の有無などに重点を置いた方が、ブレや迷いなく研修先を絞り込めることでしょう。研修医の間は、救急部門配属の期間だけに限らず各科ローテ中も、救急車受け入れ時などに上級医と共に救急外来に出向きます。そして多くの場合、マンツーマンで指導していただけます。すなわち、救急外来に常駐する医師が不在の施設であっても、救急対応を見習う機会は十分にあるといえます。救急外来での経験が不足する心配は無用です。(逆説的ですが、各科ローテ中に救急当番を積極的に希望すれば、救急科がある病院で通常の研修を行う場合よりも多くのファーストタッチを2年間のうちに経験できるかもしれません。)当院は邑楽館林地域唯一の公立病院であり、診察可能な疾患である限り「断らない」病院であります。皆さんが思っている以上に、多様な症例を経験する機会に溢れています。
 また、鶴舞う形の群馬県、その頭の部分に館林は位置しています。胴体部分の前橋・高崎から見ると遙か彼方の辺境の地であるかのような印象になってしまうことは否めません。しかしこの認識は、館林という都市が備える地理的性質を全く捉えていません。頭の中にある地図から、群馬県の県境を取り払い、埼玉・東京を描き足してみてください。すると、なんということでしょう。館林は群馬県の中で、最も東京に近い都市だということが明らかになります。実際、東北自動車道で首都高まで40分もかかりません。特急Ryōmō号に乗れば北千住まで1時間、しかも料金も割安です(高崎から上野まで新幹線を利用する場合と比べれば半額程度)。学会に日帰りで参加した先生もいらっしゃるほど、東京は近い場所です。逆に考えれば、埼玉・東京の人にとって館林は身近な街の一つである、と言うこともできそうです。実家が前橋の方、休日を前橋で過ごさないと気が済まない方、あるいは大学の周囲から絶対に引っ越したくない方は仕方ありませんが、そうでないであろう大多数の方々、とくに実家が東毛地区や埼玉・東京の方におかれましては、館林という地域が有する破格の利便性をお見逃しなく。

研修医の業務内容について教えて下さい―――

 現在は消化器外科で研修させていただいております。指導医と共に、5~15人程度の患者さんを受け持っています。
 朝7時30分頃に患者さんの部屋を訪問し、カルテ記入や薬のオーダー等を済ませて、8時30分の打ち合わせとチーム回診に参加します。その後は、オペがある日は指導医と共に1日1~3件の手術に入ります。18時に昼食を食べたこともありますが、貴重な体験の一つです。オペがない日は内視鏡の補助、胃瘻交換等の手技、救外対応等を行います。緊急手術や緊急内視鏡が入ることもあります。急変や緊急処置がなければ、19時から20時頃に仕事を終えます。
 当院の消化器外科は消化器内科の業務もカバーしており、密度の濃い日々を過ごせます。

将来どのような医師になりたいですか―――

 迅速かつ的確に診断・治療を行えることはもちろんのこと、自分がどんなに忙しくても、患者さんや他職種の方々に温かく接する事のできる医師になりたいと思っています。また、自分が得た知識や技術を、わかりやすい形で伝えられるようにもなりたいです。そのためにも日々精進しております。

当院で研修をしていてやりがいを感じたことはありますか―――

 内科ローテ中のことですが、毎朝の回診時に行っていた聴診により、急な状態変化にいち早く気がつき、速やかに対応できたことがあります。もしその日の回診が数時間遅れていたとしたら、あるいはもしその日聴診をしていなかったとしたら、患者さんは救命できなかったかもしれません。毎朝の聴診をはじめとする身体所見の確認が非常に大切であり、決して侮ることはできないことを痛感した貴重な経験でした。もちろん、その後の対応において指導医の先生が全面的にバックアップしてくださったことは言うまでもありません。

職場の雰囲気、人間関係についてはいかがでしょうか―――

 当院は各診療科どうしの垣根が低く、他職種との間にも隔たりがない、風通しの良い病院です。という文言はほぼ全ての病院紹介で目にされることでしょう。なぜなら、これらは病院が当然備えているべき条件だからです。その上で改めて申し上げましょう。
 当院はとてもアットホームな病院です。常勤医師38人であり、医師同士はお互いの顔と名前が一致しています。他職種とも密に連携することが多く、休日にスーパーで出会っても分かるほどかもしれません。また、これは病院見学で訪問していた頃から思っていたことですが、廊下ですれ違った際などに職員どうしの挨拶が活発で、爽快な雰囲気を醸し出しています。人間関係のストレスもなく、安心して研修に専念できる病院だと思います。

当院にはどのような先生がいらっしゃいますか―――

 熱心に、そして温かく指導してくださる先生が多いです。仕事においては、ON/OFFのメリハリをしっかりつけていらっしゃる先生が多い印象です。研修プログラムの側面では、科や部署の枠を越えて病院全体で研修医を育てようとする気概を感じております。たとえば4月の前半は、技術部門の方々がかなりの時間を割いて、エコーの取り方を教えてくださりました。毎週金曜日には、院長先生による心電図レクチャー、放射線科の先生による読影講義が開催され、研修医は各科の業務よりも優先してそれらに参加することができます。また、内科などのローテ中に、一部の時間帯を利用して他科の外来等で研修することも可能です。

これから入ってくる学生さんへメッセージをお願いします―――

 医学生は非常に恵まれた立場です。何せ、学生証を提示するだけで、ほぼ無条件に全ての病院を見学することができるのです。まるでパスポート。しかも何度訪問しても入場は無料。将来その病院で研修している自分の姿を探すつもりで、なるべくたくさんの研修先を「偵察」してみてください。募集要項や研修案内からは得られない情報が多いことにも驚かれると思います。そして、周囲や流行に流されることなく、あなた自身の基準で、最も適した研修先を見つけてください。

1 / 11
  • 福利厚生
  • 医師・看護師の声
    医師・看護師の声
  • お電話でのご応募・お問い合わせ
    お電話でのご応募・お問い合わせ
  • メールでのご応募・お問い合わせ
    メールでのご応募・お問い合わせ
  • 資料請求
    資料請求
  • アクセス
    アクセス
  • 公立館林厚生病院
    公立館林厚生病院

PAGE TOP