診療科のご案内小児科

内分泌外来

診療案内

日・祝
午前
午後
第1.2.5

診察対象となる疾患

  1. 成長
    主に身長の心配(増えないことも急に増えすぎることも診療対象です)
  2. 思春期兆候
    乳腺発達、恥毛などが早いあるいは遅い
  3. 高度肥満
    学校検診の結果から受診を勧められます
  4. 糖尿病が疑われる
    多飲多尿、学校検尿での尿糖陽性
  5. 前頚部の腫れから甲状腺疾患が疑われる
    ※上記を含め内分泌代謝疾患が強く疑われる場合でも、速やかな入院が必要場合、専門的な検査や治療が必要な場合は、他院を紹介させていただきます。

主な疾患

低身長相談

クラスで一番背が低く二番目の子との身長差も大きい。兄弟姉妹間で成長の逆転が心配される、などの際にはまずは相談目的にご来院ください。
初診の際は、お子さんが生まれてから現在に至るまでの発育記録、母子手帳は必ず、その他こども園・学校などでの定期身長計測値がわかる資料などをお持ちください。

以下の疾患を念頭に置いて診察や検査を進めていきます。
1) 成長ホルモン分泌不全性低身長
2) ターナー症候群(女児のみ)
3) 稀な骨の病気 など
専門的なホルモン検査が当院では実施不可な場合もありますことをご了承ください。

思春期兆候の心配

思春期兆候が早く来過ぎてしまうと、身体的発育と精神的発育のアンバランスが生じ児自身や周囲が混乱する、成長が一過性に急激に進んだ結果として早めに成長が完成しむしろ小柄な体格に終わってしまう、などの心配が生じることがあります。
大まかな目安ですが、女児で7歳(小1)以下、男児で9歳(小3)以下、でそれぞれ女児・男児らしい体つきの変化が現れた時には、精査や治療が必要な場合があります。
治療は、性腺刺激ホルモン抑制作用のある注射薬を月1回程度のペースで投与します。その子に思春期年齢として適正と考えられる時期までを継続します。治療終了後の機能回復については大きな問題がないことが知られています。

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