脳神経外科
脳神経外科紹介
当院は日本脳神経外科学会の群馬大学脳神経外科関連教育研修施設です。現在、以下の医師によって脳神経外科一般診療が行われています。脳神経外科のスタッフは、脳神経外科専門医3名、脳神経血管内治療学会専門医1名、脳卒中学会専門医1名が在籍。当院では、脳血管障害の入院治療は、原則として脳神経外科にて行っています。
氏名 | 役職 | 専門医等 |
---|
氏名 | 役職 | 専門医等 |
---|---|---|
松本 正弘 | 院長兼 脳神経外科部長兼 救急センター長 |
日本脳神経外科学会:専門医、指導医 日本脳神経血管内治療学会:専門医 日本脳卒中学会:専門医、指導医 日本脳卒中の外科学会:技術認定指導医 日本救急医学会 日本脳神経外科コングレス 臨床研修指導医 日本DMAT隊員 ICLS認定ディレクター 医学博士 |
川島 隆弘 | 脳神経外科副部長 | 日本脳神経外科学会:専門医 日本脳神経血管内治療学会 日本脳卒中学会 日本脳卒中の外科学会 日本脳神経外科コングレス |
金沢 優 | 脳神経外科医長 | 日本脳神経外科学会:専門医 日本脳神経血管内治療学会 日本脳卒中学会 日本脳卒中の外科学会 日本神経内視鏡学会 |
山本 夢己 | 脳神経外科医員 | 日本脳神経外科学会 日本脳神経血管内治療学会 日本脳卒中学会 |
宮城 修 | 非常勤 | 日本脳神経外科学会:専門医 日本脳神経血管内治療学会専門医 日本認知症学会 日本脳神経外科コングレス |
藍原 正憲 | 非常勤 | 日本脳神経外科学会:専門医 日本脳神経血管内治療学会:専門医 日本神経内視鏡学会 |
岩佐 晋 | リハビリテーション科部長 | 日本脳神経外科学会:専門医 日本脳神経外科コングレス 日本リハビリテーション医学会 日本医師会認定産業医 |
業務の現況
(1)入院:令和3年度の年間入院患者数は672名。脳卒中関連疾患全体424名、発症7日以内の脳血管障害は、脳梗塞・一過性脳虚血発作303名、脳内出血84名、くも膜下出血21名。脳腫瘍(下垂体腺腫含む)34名、頭部外傷113名が主な入院時疾患となっています。病棟は新病棟の東7階にある一般病床と西4階のHCUを使用しています。退院時には、地域連携室の協力を得て退院へ向けて便宜を図っていますが、回復期リハビリ病棟や地域包括ケア病棟などを経て退院することもあります。急性期から回復期まで一貫した治療が可能となっています。令和3年度の平均在院日数は20日でした。
(2)外来:当院脳神経外科外来は、紹介型外来診療を基本としており、基本的には一診制をとっていますが、緊急を要する患者さんは別途救急センターにて診療を行なっております。また、当院では地域医療機関とともに2人主治医制度をとっています。病状が安定し、脳神経外科での専門的な管理が不要となった方は、地域医療機関へ逆紹介させていただいております。脳ドックは予約制で施行しています。
(3)手術:年間手術件数は134例。脳動脈瘤は直達13例、血管内治療13例、内頸動脈狭窄症に対しては、経皮的頸動脈ステント留置術2名、rt-PA静注療法16名、機械的血栓回収療法9名、脳腫瘍10例です。脳血管障害に関しては、血管内治療と直達手術の両面から緊急時より対応できます。脳腫瘍の手術に対しては、ナビゲーションシステムを導入し、手術時間の短縮や摘出率などの面での改善に努めています。
当院脳神経外科外来について
当院では、急患や入院治療、および手術など専門的な治療が必要な患者さんを重点的に診療しております。したがって退院時に状態が落ちつき、専門的な診療の不要な患者さんの再診外来診療は、原則として医師会のかかりつけ医の先生に紹介させていただいています。
また、当院外来に初めて受診される方は、緊急を要さない状況であれば、かかりつけ医師の紹介状を持参していただくとより迅速かつ確実な診療を行えることと思いますので、患者さんのご協力をお願いいたします。
手術件数
外来担当表
最終更新日:2023.04.01