呼吸器外科
業務概要
平成16年10月より群馬大学大学院病態総合外科学より呼吸器外科専門領域の治療を担当する目的で1名の医師が派遣され、平成17年11月より正式に独立した診療科として呼吸器外科が開設されました。現在の常勤医師は、呼吸器外科部長の野内です。
呼吸器外科では、主に呼吸器および縦隔疾患の患者さんを対象に診察・治療を行っております。具体的には、肺癌、気胸、膿胸などが主たる疾患として挙げられます。また、胸部外傷患者さんにも幅広く対応しております。また、検診などの胸部レントゲン異常で御紹介・来院された患者さんについては、CT検査や気管支鏡検査などの精査を積極的に行い、診断を確定しております。したがって、胸部疾患の診断から治療(外科的治療に限らず)まで、当科が担当するケースが多くなっています。
手術適応の患者さんにおいてはその適応を充分に考慮した上で、出来る限りストレスの少ない手術(低侵襲手術=胸腔鏡下手術)を行うように心がけております。しかし癌に対する根治性も充分に考慮しています。また肺癌に対する薬物治療にも力を入れています。抗がん剤や分子標的薬を使った治療もカンファレンスを通して検討しています。
診療・治療におけるポリシー
病名、病状、治療方針の説明には充分な時間をかけるとともに、専門的知識に基づいた説明をわかりやすくご本人・ご家族に行うよう心がけております。その上で、積極的な治療をしないことも含めて、理解し納得して頂いた上でのご本人の意思を優先します。
また、他施設での治療やセカンドオピニオンを希望される患者さんについても対応します。
施設認定
呼吸器外科専門医合同委員会認定修練施設(関連施設)
手術件数
外来担当表
最終更新日:2022.04.01