耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科

顔ぶれ

3人で診療にあたっています。
室井副院長、町田医員、清水医員の3名です。詳しくは医師のご紹介で。

取り扱っている疾患

 広く耳鼻咽喉科一般について取り扱っている。取り扱う疾患は、中耳炎(急性・慢性)、難聴・耳鳴、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、扁桃炎、声帯ポリープ、いびき、無呼吸症候群、めまい、顔面神経麻痺、唾液腺疾患、及び喉頭癌など頭頸部悪性腫瘍などを広く取り扱っている。地域中核病院ということで、めまい・鼻出血などの救急疾患も多い。外来患者数は一日平均40名ほど、入院患者は15名ほどである。

  • 手術は平成29年度には、年間489例ほどで、中耳炎に対する鼓膜形成術・鼓室形成術24例、鼻茸・副鼻腔炎に対する内視鏡手術88例、扁桃腺・アデノイドに対する扁桃摘出・アデノイド切除など158例、声帯ポリープなど顕微鏡を用いた音声改善手術27例、鼻閉・鼻アレルギーに対する下甲介切除、鼻中隔矯正術61例、その他唾液腺腫瘍手術、その他耳鼻咽喉科領域良性腫瘍、頚部腫瘍、及び悪性腫瘍手術も随時行う。
  • 悪性腫瘍に対しては、初期のものでは、基本的に放射線療法で、進行癌では手術・放射線・抗がん剤を併用した治療を行う。機能温存をなるべく考量している。
  • 最近扁桃腺・アデノイドなどの手術適応は減少している。滲出性中耳炎は基本的に外来で顕微鏡下チュービング、アレルギー性鼻炎には、難治例には手術も行う。
  • 突発性難聴、顔面神経麻痺、メニエール病などめまい疾患は基本的に入院治療している。これら治療成績は良好である。特に患者さんのQOLに配慮して治療している。
  • 睡眠時無呼吸については、一泊入院による精査を行い、必要に応じてNasal C-PAPという治療機器を処方している。
  • 炎症性疾患すなわち扁桃周囲膿瘍、 喉頭蓋炎、深頚部膿瘍、 唾液腺膿瘍、副鼻腔炎急性増悪、急性乳様突起炎など炎症性疾患については、保存的治療を第1選択に適宜切開排膿・気管切開などを施行している。予後は良好である。

代表的疾患に関して

中耳炎特に、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎
 これらに対しては、原則、手術的治療を行っている。手術は、鼓膜形成術・鼓室形成術を施行している。手術方法しては、我々は、真珠腫や慢性化膿性中耳炎には原則、open and closedという方法を採用している。両中耳炎にとって、重要なことは、聴力の改善と、耳漏の停止である。これを満たすために、上記手術を採用している。入院期間も、これら手術で、短縮している。
 しかし、真珠腫の場合は、入院期間が長くなることもある。この手術法は、自分が群馬大学在職中の時から行っている群馬大学方式の手術法である。慢性中耳炎の手術法は、いろいろあるが、これらはとても、患者さんにも、負担の少ない手術と考えられている。
 小さな鼓膜穿孔に関しては、上記鼓室形成術ではなく、自家筋膜を用いた鼓膜形成を施行している。これは、短時間で侵襲の少ない、入院期間も短い手術であり、閉鎖率は、90%以上である。

慢性副鼻腔炎、鼻茸
 この疾患に対しても、原則手術療法を採用している。これも標準的な副鼻腔炎手術の主流である内視鏡下手術を施行している。術後の痛みや、頬の腫脹がなく、やはり、患者さんに優しい手術と考えられている。原則全身麻酔で行っている。入院期間は、およそ、1週間というところである。術後もほとんど、痛みはなく、翌日から、病棟内フリーの状態である。また、鼻茸や、前頭洞炎、蝶形骨洞炎など、全てこの術式で、対応できている。

アレルギー性鼻炎
 花粉症を代表とする、アレルギー性鼻炎に対しては、原則、薬物療法を行っている。日本耳鼻科学会アレルギー性鼻炎治療ガイドラインに基づいて治療している。難治例、特に鼻閉例には下甲介切除など、手術的治療も行っている。
 患者さんの希望があれば、最近話題の舌下免疫療法も行う。

めまい疾患
 めまい疾患は、我々が得意としている分野である。メニエール、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎、突発性難聴、椎骨脳底動脈循環不全症など、非常に、耳鼻科にめまい疾患が多く、当院では、もっぱら当科がめまいを診療している。めまいがひどく体動困難であれば、原則入院治療を行い、治療と平行して、中枢疾患を鑑別し、特に当院では、MRIが比較的すぐに、撮影できるので、中枢疾患となれば脳外科と協力して、治療にあたっている。
 入院後は、聴力検査、内耳機能検査、重心動揺検査、電気眼振検査など、一連の前庭平衡機能検査を行い、的確な診断をつけ、適切な治療を行うようにしている。ほとんどの患者さんは、再発なく、過ごしている。

突発性難聴
 この疾患は、感音性難聴では、数少ない、治療に反応して改善する可能性のある疾患である。高度難聴をきたすので、当科は、ステロイド大量療法、高圧酸素療法を麻酔科と共同で行い良好な成績を上げている。治療は、入院を原則としている。聴力が回復してくれば、早期に退院してもらって、外来治療としている。

顔面神経麻痺
 特発性顔面神経麻痺といわれるベル麻痺やハント症候群は、現在多くの施設で行われているステロイド大量療法を施行している。これも、やはり入院しての治療を原則としている。高度麻痺に対しては原則的には星状神経節ブロックも併用して行っている。ステロイド大量療法のいいところは、長期的にみて、麻痺の改善が、良好なところである。又、心配な副作用もほとんど生じていない。

頭頚部悪性腫瘍
 喉頭がん、上顎がん、舌がん、唾液腺がん、頭頚部悪性疾患は、症例数は、多くはないが、群馬大学耳鼻咽喉科の治療に準じて、治療を随時行っている。また、放射線治療装置もあるので、放射線科と協力して、治療を行い、出来るだけ機能温存に努めている.最近は、抗癌剤も含めた多剤併用療法も行っている。進行癌など、特殊な再建が必要な場合は、群馬大学や近隣の大学や、群馬や埼玉のがんセンターに紹介もしている。

神経性難聴
 当院は学会認定の補聴器相談医がいるので、薬物治療や手術治療で改善しない難聴に対して適格な補聴器のフィッティングを行っている。

睡眠時無呼吸症候群
 当院では、上記が疑われれば1泊入院の上で、PSG検査という睡眠無呼吸検査を行い、診断を確実につけている。そして、診断がつけば、CPAP療法を導入して、良好な成績を上げている。

医療設備

 MRI CT 放射治療装置、ビデオ内視鏡システム(外来)、ビデオ手術システム(手術室)、手術用顕微鏡(手術室)、補聴器装用検査システム、各種聴力検査機器、ENG(めまい検査機器システム)、重心動揺検査(体のバランスの検査)、ABR(脳波による聴力検査装置)、味覚検査セット、高圧酸素機器、睡眠時無呼吸検査機器などほぼ揃っています。

問題点

 当院には、小児科入院ができないので、小さいお子さんの耳鼻科的治療特に手術を要する場合、困ってしまうことが多いです。扁桃腺などは、3歳くらいになれば手術しますが、やはりそれ以下だと小児科常勤のいる病院への紹介ということになります。あかちゃんの耳鼻科疾患は、申し訳ありませんが、お断りしています。
 また、この近辺に耳鼻科入院設備のない地域が多いことです。市内邑楽地区はもとより、太田、埼玉県羽生・行田・熊谷・深谷等から患者さんが集まり外来で混雑してしまい、待ち時間が長くなってしまうことです。この点は、ご了承して頂きたいと思います。

手術件数

手術件数についてはこちらを参照ください

外来担当表

外来担当表についてはこちらを参照ください

最終更新日:2018.12.07

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