中央放射線室

中央放射線室

概要

 新棟工事に伴い中央放射線室も新しく改築され、多くの最新鋭医療装置を導入いたしました。スタッフも増員され理想的な環境に近づけたと思います。
 業務体制は地域中核病院として通常勤務時間外も日直者・宿直者を配置し、365日・24時間体制で救急医療に対応しております。
 今後もスタッフ一丸となり、より一層の技術向上を目指すよう日々努力してまいります。

業務目標

  1. スタッフ間の連携を密にして、円滑なチーム医療を目指します。
  2. 常に学習し、最新で最良の画像情報・治療技術を提供します。
  3. ダブルチェックを徹底し、医療事故を防ぎます。
  4. 患者様・スタッフの被曝低減に努めます。

スタッフ紹介

  •  診療放射線技師:14名
  •  看護師:4名 (外来兼務)
  •  受付事務員:1名

認定資格等内訳
第1種放射線取扱主任者、放射線機器管理士、放射線管理士、医用画像情報士、X線CT認定技師、低線量肺がんCT検診認定技師、検診マンモグラフィ認定技師、MRI検査技能認定者、CT検査技能認定者、臨床実習指導者、血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師、医療情報技師、ICLSプロバイダー・インストラクター、JPTECプロバイダー(ITLSプロバイダー・インストラクター)

主要装置(紹介と概要)

X線CT装置
 CTとは、コンピュータ断層撮影法(Computed Tomography)の略称です。X線を照射することにより、身体を輪切りにした断面画像が見られます。得られたデータを利用し処理することにより違う断面像や3Dの画像を作ることもできます。
 当院では平成24年より高性能128列マルチスライスCT装置を導入しました。このCT装置は、128列の多列検出器により高解像度のデータを収集し、わずか数秒間の息止めで全身の広範囲を検査することが可能です。
 最大の特徴は、CTによる心臓の検査ができるということです。当院では従来心臓の検査といえば、心臓カテーテル検査での検査が主でした。しかし、この装置を導入することにより、入院することなく外来診療で心臓検査をすることができるようになりました。
 また、国内外において最新の被ばく低減機能を有しており、検査によるX線被ばくを大幅に低減しています。
 2台体制でのCT装置運用により、これまで以上に一般患者様の検査予約日数が短縮され、さらに救急患者様への対応もスムーズになっています。
第1CT装置 第2CT装置

MRI装置
 X線や放射線を使わないのでこれらの被曝無しに、磁石と電波を使って体の輪切り画像や縦切り画像・横切り画像、その他任意の角度の断面画像が得られる装置です。
 また、流れや動きを検知できるので脳血管などの描出ができます。
 当院では1.5T(テスラ)MRI装置に加え、平成27年3月に新たにもう1台1.5T装置が導入されました。こちらは開口部の直径が70cmと大きく、トンネルの長さも145cmと非常に短く造られており、中に入る患者さんの心理的負担を大幅に軽減する配慮がなされています。
MRI装置

血管撮影装置
 血管撮影装置とは、血管自体の形状や各臓器の血流状態を画像化し、診断した後、カテーテルを用いた『血管内手術』を行うことができます。脳血管の異常(脳動脈瘤など)や心血管の閉塞(心筋梗塞)などの血管病変に対し、体に負担のかかる開頭、開胸する外科的手術をせずとも、早期回復が見込める血管内治療(血栓溶解術・血栓吸引除去術・血管拡張術・血管形成術・コイル塞栓術など)をすることができます。
 平成27年3月より新たに導入した装置では、従来の装置よりも透視、撮影で高いコントラストの画像を得ることができます。また、高精度な3D画像や多くの血管内治療をサポートするアプリケーションを搭載しています。
AG装置

RI検査
 ごく微量の放射線を出す薬剤(RI・ラジオアイソトープ)を注射または服用し、特定の臓器から出てくる放射線をガンマカメラで撮影し、目的臓器の働きや形態を調べます。

  • 脳の検査 主に脳の血流を調べ、脳梗塞、認知症、血管手術の効果を調べたりします。
  • 骨の検査 骨転移、骨折、炎症などの診断をします。X線写真より早く異常所見を発見できます。
  • その他 心臓、腎臓、甲状腺など、さまざまな部位の検査をします。

RI装置

放射線治療装置
 体の外側からX線や電子線などの高エネルギーの放射線を照射して、がん等への治療や痛みを緩和するための装置をリニアック(医療用直線加速装置)といいます。
 当院の装置は、画像誘導放射線治療(Image-guided radiotherapy:IGRT)、強度変調放射線治療(Intensity Modulated Radiation Therapy:IMRT)、強度変調回転照射法(Volumetric Modulated Arc Therapy:VMAT)の機能が搭載されており、病変部以外の正常組織に放射線があたることを最小限にし、治療を安全に行うことができます。また、当施設では、小さな腫瘍に対し、多方向から放射線を集中させピンポイントで治療する、定位放射線治療(Stereotactic Radiotherapy:SRT)も行っています。
 治療業務については放射線治療専門医および診療放射線技師、看護師と連携し放射線治療を行っています。品質管理業務については、米国医学物理学会(The American Association of Physicists in Medicine:AAPM)のレポートや、日本医学物理学会(Japan Society of Medical Physics:JSMP)のガイドラインと標準計測法12に準拠した手法で実施しています。
 診療体制の変更のため2018年7月~12月の期間に一時休止となっておりました強度変調放射線治療、強度変調回転照射法は、2019年1月から運用を再開いたします。
ライナック装置

その他の撮影装置

一般撮影装置
 胸部X線撮影をはじめ、全身のX線写真を撮影できる装置です。人体に照射されたX線を受け取る側にはFPD(Flat panel detector)というX線情報を直接画像化できる装置を採用しています。これにより、従来のCR(Computed radiography)装置に比べ、被ばくの低減が可能となりました。さらに画像化するまでの時間が短くなり、検査時間の短縮にもなっています。

マンモグラフィ装置
 最新の装置になり、従来の装置よりも検査時間が短縮され、さらに被ばく線量が低減されました。また、痛みを最小限に抑えつつ高画質な画像が得られるようになりました。
※新しい装置になってから、以前よりも痛くないというご意見をたくさん頂いています。
※マンモグラフィは、一人につき左右2枚ずつ撮影します。痛いし時間もかかります。患者様は大変だと思いますが、一番乳癌を発見できる検査です。ご理解、ご協力をお願いいたします。
※当院はマンモグラフィ検診施設画像認定施設です。

デンタル・パントモ
 歯科X線撮影では、歯科・口腔領域における様々な撮影、画像構築などを行っており、主に、デンタル撮影やパノラマ撮影を行っています。
 デンタル撮影とは、口の中にフィルムを入れて行う撮影です。当院の使用している装置では、少ない被ばく線量で高精細な画質の画像を得ることが可能です。
 パノラマ撮影とは、歯、顎関節、上顎洞などの広い範囲を全体的に撮影したい場合に行う撮影です。当院で使用している装置では、位置付けビームを患者様に合わせるだけで、装置が連動して動き、患者様に負担をかけないスムーズな撮影が可能です。

骨密度測定装置
 骨密度(BMD)とは、骨に含まれるカルシウム等がどの程度あるのかという、単位面積あたりの質量を表し、骨の強度を示しています。当院では、全身用骨密度測定装置を使用して、DXA法という2種類のX線を当てる測定法を行い、腰椎及び大腿骨頚部等を撮影し、骨密度を測定します。骨粗しょう症の早期発見に有用であり、人間ドック等の検診でも活躍しています。
 わずか10分ほど仰向けに寝ているだけで検査が終了します。

X線テレビ装置(ディジタルX線テレビ装置)
 多様な検査や様々な検査環境に有用です。
 バリウムの検査だけでなく、様々な検査や処置に対応できます。
 高画質な画像が提供できる上、従来の検査よりも被曝の低減ができます。
 車椅子の高さまで寝台が低くなり、患者様にもスタッフにも優しくなりました。

最終更新日:2019.02.01

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