【重要】今後の診療再開の見通しについて(再開決定)【5月18日更新】
新型コロナウイルス感染症の診療を行っていた当院医師1名、看護師2名に感染が確認され3月25日から診療休止を行い、地域の皆さまには多大なご迷惑をおかけしております。
診療休止期間中に、院内全職員・入院患者の健康観察及びPCR検査を行い、新たな発症がないことを確認しているところです。また、オゾン除染装置や次亜塩素酸水等による消毒、清掃を行いました。さらに、全職員を対象にe-ラーニング及びコロナウイルス感染症対策研修会を行い、感染対策への再教育を行いました。これらの取り組みに関して、群馬県との相談のもと、外部の感染制御チーム(ICT:Infection Control Team)の検証を受ける予定となっております。4月10日に調査を受け診療再開が了承されました。
そのため、診療再開日が4月13日(月)に決定いたしました。診療は下記の通りの段階的再開になりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
今後、診療を再開するに当たりましては、段階的に再開していくことといたします。
第一段階として(4月13日~)
- 救急:救急搬送・救急への紹介患者さんの診療再開
- 外来:予約患者さん・緊急を要する紹介患者さんの診療再開
- 入院:予定の入院・緊急入院の再開
- 手術:不急以外の手術の再開
第二段階として(4月17日~)
- 外来:紹介状のある患者さんの診療再開
- 入院:紹介状のある患者さんの入院再開
第三段階として(5月19日~)
- すべて:平常通りの診療再開
段階的に再開をしていく理由としては、現時点で新型コロナウイルス感染症は街中で拡がっていると思われます。いわゆるサイレントキャリアー(無症候性感染者)が多数存在している可能性は否定しきれず、そこから発生する院内での集団感染は、当院の機能を維持するためにも、防止したいと考えています。
そのため、外来の混雑等、密集する場面は避けたいと考えており、密集を避けるべく抑制をかけた診療から段階的に再開していくことといたしました。なにとぞ、ご協力いただければ幸いです。
また、近い将来、起こりえるかもしれない感染者の増加に対しての当院の対策も策定中です。その時に備えて当院の余力を残しておくことも必要です。是非とも皆さまのご協力がいただければ幸いです。
なお、発熱等の症状や行動歴から新型コロナウイルス感染症が疑われる場合は、群馬県新型コロナウイルス感染症コールセンター(0570-082-820)にご相談ください。